ジアンサートリートメントですが、モイスト(紫)、グロス(黄)、リペア(緑)の3種類があり、自分にはどれがいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
全成分を解析すると「どの原因によるダメージを補修するか」という製品設計が全く異なります。
この記事では、成分解析の視点から3種類の違いを明確にし、あなたの現在の髪の悩みに最も適した選び方を解説します。

・理工学部化学科卒業
・有機合成化学の分野について実習経験あり
・化学リスクについて習得済み
ジアンサートリートメントの違い

| 比較項目 | デイリーダメージ(モイスト) | ヒートダメージ(グロス) | カラーダメージ(リペア) |
|---|---|---|---|
| 主なターゲット | 乾燥・摩擦が気になる人 | コテ・アイロンを使う人 | カラー・ブリーチをする人 |
| 目指す仕上がり | まとまり・うるおい | ツヤ・なめらか | なめらか・うるおい |
| 主要な補修成分 | セラミドα、脂肪酸グリセリドα | リンゴ酸、ラノリン脂肪酸 | セラミドα、ラノリン脂肪酸 |
| アプローチ | 表面のバリアと油分補給 | 内部の補修とツヤ出し | 内部補修+外部バリア |
ここからは、それぞれのターゲットに合わせた独自の「補修成分」の違いを詳しく解説します。
- 【日常ダメージ向け】EXモイスト(紫)
- 【熱ダメージ向け】EXグロス(黄)
- 【カラーダメージ向け】EXリペア(緑)
【日常ダメージ向け】EXモイスト(紫)
摩擦や紫外線による「表面のバリア機能低下」を防ぐ処方です。
毎日のブラッシングや外気による乾燥ダメージから髪を守るため、「ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン」などの補修成分に加え、「オリーブ果実油」や「ホホバ種子油」といった天然の植物油脂が配合されています。
熱やカラーによる深刻なダメージはないけれど、純粋に「しっとりとしたまとまり」が欲しい方に最適な商品です。
【熱ダメージ向け】EXグロス(黄)
コテやアイロンの熱による「タンパク質の変性」に立ち向かう処方です。
熱ダメージを受けた髪は、内部のタンパク質が硬くなり、ツヤを失ってしまいます。このグロスタイプには、髪の内部補修に優れる「リンゴ酸」と、キューティクルを補修する「ラノリン脂肪酸」が高濃度で配合されています。
さらに、アスコルビン酸やナイアシンアミドなどの美容成分が追加されており、熱で失われがちな「ツヤとなめらかさ」に特化した構成です。
【カラーダメージ向け】EXリペア(緑)
薬剤による「キューティクルの剥がれ」と「内部の空洞化」を同時にケアする処方です。
カラーリングによるダメージは最も深刻です。このリペアタイプは、ダメージを受けた髪の毛を修復する「ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン」と、キューティクルを補修する「ラノリン脂肪酸」の両方を高濃度で配合しています。
EXモイスト(紫)とEXグロス(黄)の良いとこ取りをしたような成分構成になっており、ケミカルダメージに悩む方に最適な商品です。
※香りは全種共通で、凛として洗練された「ベルガモット&ダフネの香り」です。
ジアンサートリートメントどれがおすすめ?

- EXモイスト(紫)がおすすめな人
- EXグロス(黄)がおすすめな人
- EXリペア(緑)がおすすめな人
EXモイスト(紫)がおすすめな人
- 仕上がりのしっとり感★★★☆☆
- アイロンやカラーはあまりしないが、乾燥や広がりが気になる
- 紫外線やブラッシングの摩擦ダメージを防ぎたい
EXグロス(黄)がおすすめな人
- 仕上がりのしっとり感★★★☆☆
- 毎日ヘアアイロンやコテを使っている
- 髪が硬くなってきている、ツヤが欲しい
EXリペア(緑)がおすすめな人
- 仕上がりのしっとり感★★★★★
- ヘアカラーやブリーチを繰り返している
- 髪の内部がスカスカで、深刻なパサつきや切れ毛に悩んでいる
まとめ:自分の「ダメージの原因」に合わせて選ぼう
「ジアンサートリートメントどれがいい?」という疑問に対しては、何となく「しっとりするかどうか」で選ぶのではなく、髪が傷んでいる原因(熱、薬剤、日常)に合わせて選ぶことをおすすめします。
- 乾燥を防いでしっとりまとめたいなら「EXモイスト(紫)」
- アイロンの熱で髪が硬くなっているなら「EXグロス(黄)」
- カラーの繰り返しでパサパサなら「EXリペア(緑)」
市販のトリートメントの中でも、ここまで原因別に成分を明確に作り分けているアイテムは多くありません。現在の髪の悩みに最も適した商品を見つけてみてください。


